EXIT THROUGH THE GIFT SHOP

BANKSY 監督の映画を観てきました。ロンドンのいろいろな場所で彼の作品を見て、写真に撮ったことが思い出されました。既に撤去(消去)されている物もあるので、写真に収めておいてよかったと思います。

映画にもでてくる破壊されたBT 公衆電話の実物を見たことがあるので、その場所の映像がなつかしかったです。

インタビューに答えている女性が、『BT(イギリスの大手通信事業者)に文句でもあるんじゃないかしら?』的なことを言っていました。個人的にうなずけました。

日本に国際電話をかけるときにBT公衆電話からかけると、入れたコインが飲まれて返ってこないことが多かったです。コイン泥棒の仕掛けらしくBTのせいじゃないんでしょうけど恨めしい思いをしていました。

ロンドンでの思い出がよみがえっていたら、ロンドン北部での暴動を知りました。ロンドン在住初期の頃、今回の暴動の起こった現場から徒歩10分圏内のフラットに住んでいました。

ある日フラットの脇に盗難車らしき車が停まっていたのですが、夜中に騒がしいので窓から外を見たらその車が派手に燃やされていました!大騒ぎして消防車を呼んだのですが、そういえば窓から燃えている写真を撮ったな。。。のんきなことも思い出しました。

Google Map の航空写真で当時住んでいたフラットの画像(を見るだけににとどまらず、マップ上の立ち位置を変えて自分たちの部屋の窓の画像まで)を見ていたら、自分たちにとっては、

レコードショップのマニアックなレゲエおじさんや優しくしてくれていたニュースエージェントのお兄さん、お世話になったチャリティーショップのおばあちゃん。。。

いつものバス停やいつものバスのナンバーや、昔の飛び乗れる型のダブルデッカーに初めて飛び乗った日や、雨の日の近所の大きな公園、なぜかステージで生バンドつきで歌わされたことのあるローカルパブ。。。

様々な良い思い出がある場所。

ロンドン生活の原点です。

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